『“特定看護師”10万人超養成の意向、2025年まで-厚労省、研修内容などの検討部会開始-』

September 11, 2014

...というタイトルの記事が公表されました。

他国の追従を許さないアメリカでさえ、Advanced Practice Nursesの割合は10%程度なのに、そんなに大量生産してどうするつもりなのでしょうか…それとも米国並みに養成するつもりでしょうか?大きく出ましたね。
この数字だと、病院に就業している者の総数が944,640人(就業者総数1,537,813)なので、10人に一人が特定看護師≒APNになる計算です。管理者や直接的ケアに従事していない看護師を想定すると、人員配置なみのRN:APN=7:1になりそうです。常に物議を醸し出す「7:1」問題...

 

しかも本件の内容だと、10年で9万人のjAPNを養成するペースです。

看護系大学協議会は、「特定看護師は大学院教育を受けた者」に限定したと思いますが、整合性はあるのでしょうか?年間1万人の修士号取得者が輩出されるのも、いろんな意味で恐ろしい気がします。

新たに資格を取った人と、熟練者の違いはどこにあるのでしょうか?そして、資格取得者へのインセンティブは?雇用側のメリットは?

 

ボトルネックであり、解決しない問題の一つに「医師の報酬」問題があると思います。なぜか日本は、お医者が「儲からない」システムになっていますね。個人的には、米国並みとは行かずとも、評価された方々には、もう少しお金を払って「日本国内で働くメリット」を上乗せしても良いと思いますが...

 

いずれにせよ、諸外国に比べると日本のお医者は安く雇えるので、お高い看護師ほど使い勝手が悪いものはないと思いますが…

 

…いや、待てよ…もしかして、相手を混乱させといて必殺技をかける、「猫騙し」級の戦略なのかも?

この話題をきっかけに、色んな課題が山積している状況を知ること、課題を整理することも大切ですね。

せっかく国が提示した、一見すると「とんちんかん」な政策ですが、課題をクリアしていくためのお題だと思って、「大喜利」するつもりでポジティブに考えて行く事にしましょう。

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